30cmハイタイプ水槽を立ち上げる⓪
僕の最近の趣味のひとつにアクアリウムというものがあります。 アクアリウム(英: aquarium)は、水生生物の飼育設備を指す。水族館のような大型施設から個人宅に設置するような小規模のものにまたがる概念である。(wikipediaより) 僕が通っていた幼稚園に大きな水槽が置いてあったりした影響で、アクアリウムには以前から興味があったのですが、金銭的・時間的な余裕がなかなか無く、昨年の9月に院試が終わってからようやく始めることができました。 最初は1人暮らしの部屋に癒しが欲しいと思い、小さな30cm立方の水槽を購入しただけでした。 最初の水槽の立ち上げ自体は院試後の夏休み期間に終わっていたのですが、立ち上げが終わっても日々の水質改善であったり更なる情報収集などいろいろとやることがあり、10月から始まった卒論期間中も、この27Lの空間に脳みその7割を奪われていました。 もう2割は留学関連の手続きに奪われていたので、卒論には自分のキャパの1割ほどしか割けていなかったような気がします。 当時は研究室に行ってもだらだらとアクアリウムのことを調べ、気づいたら夕方になっているという理系大学生としてあるまじき生活を送っていました。(農学部に進んでいれば許されていたかもしれない?) 卒論の締め切りまでまだ時間に余裕があったとはいえ研究しないといけないというプレッシャーはあったのですが、それ以上にアクアリウムに夢中になっていました。 最初の水槽では立ち上げ初期にアオミドロ状のコケに悩まされたのですが、コケ取り生体としてヤマトヌマエビを導入してからは少しずつ落ち着いていき、11月ごろには水槽の管理作業としては週に1回水換えをするだけになっていたと思います。 この趣味の恐ろしいところは立ち上げた水槽の管理が安定してくるとまた新たな水槽を立ち上げたくなってしまい、一度アクアリウムを始めてしまったが最後、一生水槽が増えていってしまうという点です。 11月以降は卒論の進捗がとても危ない状況だったため、しばらく水槽購入欲を抑えることができていたのですが、2月に卒論が終わってからは僕も例にもれず新たな水槽を立ち上げたくなってしまい、2台目の水槽を購入してしまいました。 2台目の水槽は、留学中に僕の飼っている熱帯魚とエビを預けるための準備という建前で実家に設置しました。 その水槽は幅60cmの水槽で、1台目よりも大きく色々とレイアウトできるという点では良かったのですが、実家に置いているため頻繁には面倒を見ることができず、僕のアクアリウム欲を十分に満たすことができませんでした。 そのため、今は3台目の水槽を購入し1人暮らしをしている部屋で新たに立ち上げました。 3台目の水槽はこの投稿のタイトルにもある通り、$30 \times 30 \times 50$ (単位: cm)と縦に長いハイタイプ水槽というものを選びました。(今度時間があるときに、参考画像兼アフィリエイトのリンクを貼っておこうと思います) 60cm水槽と悩んだのですが、高さのあるレイアウトをしたかったことと1人暮らしの部屋にあまり空間的な余裕がなかったことにより、場所をあまりとらないこちらのタイプに決定しました。 「30cmハイタイプ水槽を立ち上げる」シリーズでは、この3台目の水槽を立ち上げていく過程を書き残していこうと思っています。 シリーズとは言ったものの、水槽の立ち上げ自体はもう終わってしまっているので、もしかしたら次回で完結してしまうかもしれませんが、自分のためにも備忘録的にまとめておければと思っています。 ※アクアリウムは東アジア・東南アジアを中心に多くの人に楽しまれている一方、ヨーロッパなどでは動物虐待ではないかといった批判もあります。これについての僕の考えはまた別の機会に投稿したいと考えています。